
「Meta広告の設定は終わったけど、ここから何をすればいいの?」
「広告ってどうやって作るの?ボタンが多すぎて分からない…」
「お金を払ったのに1件も売れなかったらどうしよう」
もしあなたがそう感じているなら、この記事はぴったりです。
前回の第1弾では、
- ドロップシッピングの集客は「広告」と「SNS」の二刀流
- Facebook・Instagram・Facebookページの準備
- Meta Business Suiteと広告マネージャの初期設定
- 1個売るのに使える広告費の上限(損益分岐CPA)の計算
ここまでお話ししました。
第1弾の最後で、広告マネージャの画面が開けた方は準備OKです!
今回の第2弾では、いよいよ実際にMeta広告を出していきます。
この記事では、私がマレーシアで実際にBASEのショップに広告を出しながら学んできたことをベースに、

を、画面の流れに沿って解説します。
読み終わる頃には、あなたの最初の広告が配信されているはずです。
まだ第1弾を読んでいない方は、先にこちらからアカウントの準備を済ませてくださいね!
【第1弾】ドロップシッピングで集客はどうしたらいい?Meta広告の始め方ガイド!
では、いきましょう!!
Meta広告 =「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3階層!
いきなり広告を作り始める前に、Meta広告の仕組みをざっくり理解しておきましょう。
ここを知らないまま進めると、「どこで予算を決めるの?」「この設定はどこにあるの?」と迷子になってしまいます。
逆にここさえ分かっていれば、広告マネージャの画面がぐっと分かりやすくなりますよ!
Meta広告は3つの箱でできている

Meta広告は、キャンペーン・広告セット・広告の3つの階層でできています。
たとえ話をしましょう。
あなたが駅前でチラシを配って、お店にお客さんを呼ぶとします。
- 「新商品を売りたい!」という方針を決める ⇒ キャンペーン
- 「どの駅で、誰に、いくら使って配るか」を決める ⇒ 広告セット
- 「実際に配るチラシのデザイン」を決める ⇒ 広告
Meta広告も、まったく同じ考え方なんです。
| 階層 | 決めること |
|---|---|
| キャンペーン | 広告の目的(売上を増やしたい、など) |
| 広告セット | 予算、配信期間、表示させるプラットフォーム |
| 広告 | 実際に表示される動画・画像・文章 |
1つのキャンペーンの中に複数の広告セットを、1つの広告セットの中に複数の広告を入れることができます。
基本的には、1つの広告セットに4つほどの広告を入れます。
キャンペーン ⇒ 「何のために広告を出すか」

キャンペーンでは、広告の目的を決めます。
目的には「認知度」「トラフィック」「エンゲージメント」「売上」などがあります。
ドロップシッピングで選ぶのは、基本的に「売上」一択です。
なぜなら、Metaは選んだ目的に合わせて広告を見せる相手を変えるからです。
- 「トラフィック」を選ぶ ⇒ クリックしてくれそうな人に見せる
- 「エンゲージメント」を選ぶ ⇒ いいねやコメントをしてくれそうな人に見せる
- 「売上」を選ぶ ⇒ 実際に買ってくれそうな人に見せる
私たちが欲しいのは、クリックだけする人ではなく、実際に買ってくれる人ですよね。
だから「売上」を選ぶんです。
広告セット ⇒ 「誰に、どこで、いくらで見せるか」

広告セットでは、主に次のことを決めます。
- オーディエンス:どの地域の、どんな人に見せるか
- 配置:Instagram・Facebookなど、どこに表示するか
広告の成果を大きく左右するのが、この広告セットです。
ただ、ここで細かく設定しすぎると逆効果になることもあります。詳しくは「Meta広告の出し方」の章で解説しますね。
広告 ⇒ 「お客さんが実際に目にするもの」

広告は、お客さんがInstagramやFacebookで実際に目にするものです。
- 動画や画像
- メインテキスト(動画の上に表示される文章)
- 「購入する」などのボタン
- 飛び先のURL(BASEの商品ページ)
これらをまとめて「クリエイティブ」と呼んだりもします。
実は、今のMeta広告で一番成果に影響するのが、このクリエイティブなんです。
AIが配信先を自動でかなりうまく選んでくれるようになった分、人間が一番力を入れるべきなのは「どんな動画を見せるか」になっています。
初心者は「1・1・3〜5」で始めよう

では、どんな形で始めればいいのか。
私のおすすめは、
キャンペーン1つ・広告セット1つ・広告3〜5本
このシンプルな形です。
予算が少ないうちに広告セットを分けすぎると、1つ1つに予算が行き渡らず、AIがほとんど学習できなくなってしまいます。
予算の少ない個人のドロップシッパーにとって、データを1か所に集めることはとても大事なんです。
また、1つの広告セットに入れる広告は5本以内に抑えるのがおすすめとされています。
多すぎると、1本1本の広告に十分な予算が回らなくなってしまうからです。
Meta広告の出し方を解説!

お待たせしました!ここからいよいよ広告を作っていきます!
広告マネージャの画面は、名前やボタンの位置がちょこちょこ変わります。
画面が少し違っても、項目の名前を探しながら進めてもらえれば大丈夫です。
STEP0:予算と動画を用意しておく
広告を作り始める前に、この2つだけは準備しておきましょう。
テストで「失ってもいい金額」を決める
第1弾で、1個売るのに使える広告費の上限(損益分岐CPA)を計算しましたよね。9,980円のガジェットの例だと、5,382円でした。
1つの商品のテストに使う予算は、この損益分岐CPAの3〜5倍が目安です。
| 項目 | 金額の目安(9,980円の商品の場合) |
|---|---|
| 損益分岐CPA | 5,382円 |
| 1商品のテスト予算(3〜5倍) | 約16,000〜27,000円 |
| 1日の予算 | 約3,000円(1週間ほどで判断) |
この金額を使い切っても売れなかったら、その商品はスパッと諦める。そう決めておくことが大事です。
なお、作ったばかりの広告アカウントは、Meta側で1日に使える金額に上限がかかることがあります。最初から大きな金額を使えなくても焦らなくて大丈夫です。
見せ方の違う縦型動画を3〜5本用意する

広告には、Instagramのリールやストーリーズにぴったり表示される縦型のショート動画がおすすめです。
実際に手元に入手して自分のオリジナル動画をとるのが一番いいのですが、もし何が何でも仕入れたくないという方はAIで商品紹介動画を作ることもできます。
詳しくは以下の記事をどうぞ。
「ふつうの部屋で、ふつうに使っている動画」が、意外と一番売れますよ!
STEP1:キャンペーンを作成する
準備ができたら、いよいよ広告マネージャで作成していきます。

まず広告マネージャを開き、左上の緑の「+作成」ボタンを押します。

次に表示されるページでは、まずキャンペーンの目的で「売上」を選びましょう。
その後「続ける」を選択してください。

このページでは特にいじるポイントはないのですが、まず初めに一番上のキャンペーン名を入力します。
ここはブランド名などにしておくだけで大丈夫です。

ここでは1日のこのキャンペーンが使える予算を設定します。
少なすぎるとAIが最適な広告を出すためのデータが集めきれない。
多すぎると個人にとって大きな負担になる。
ここは初めのうちは\2,500 ~ \3,000円で設定しておくと十分です。
STEP2:広告セットを作成する
次に、広告セットを作成していきましょう。

左側のサイドバーで「新しい売り上げキャンペーン」が選択されていると思うので、「新しい広告セット」に変えましょう。
そしてまずこの「新しい広告セット」という名前を何かに変えておきましょう。
(正直ここは何でも大丈夫です)

ここのページで唯一設定が必要なのは、ここのプラットフォームです。
ここからどのプラットフォームに動画を配信するかを決めれます。
・Whatsapp
・Instagram
・Facebook
・Audience Network
・Threads
ここで多くの人がやりがちなのが、ターゲットを細かく絞りすぎることです。
「25〜34歳・女性・キャンプ好き・東京在住」のように絞りたくなる気持ちは分かります。
でも最近のMeta広告は、AIが買ってくれそうな人を探すのがかなりうまくなっています。
人間が細かく絞るより、広めに設定してAIに任せた方が、結果的に安く売れることが多いんです。
どうしても絞りたい場合は、年齢制限がある商品など、本当に必要なときだけにしましょう。
STEP3:広告を作成する
最後に、お客さんが実際に目にする広告を作ります。

左側のサイドバーで「新しい広告セット」が選択されていると思うので、「新しい広告」に変えましょう。
ここの名前も適当で大丈夫です。

次に少し下にスクロールすると、「広告設定」から「既存の投稿を利用」を選択します。
そして、「投稿を選択する」から以前お話ししたInstagramプロアカウントの投稿を広告として、利用しましょう。

そしてここから、投稿を1つ選択します。
その後は少し下にスクロールして、URLに自分のECサイトのURLを貼ればいいだけです。
リンク先は、ショップのトップページではなく、広告で紹介している商品のページにしてくださいね。トップページに飛ばすと、お客さんが商品を探す手間が増えて、そのまま離脱してしまいます。
それで広告の設定はほぼ終わりです!
1本目の広告ができたら、同じ広告セットの中で広告を複製して、動画とテキストだけ差し替えていけば、2本目以降はすぐに作れます。
たとえば、メインテキストはこんな感じです。
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また、「飲むだけで痩せる」「業界No.1」のような大げさな表現や、商品ページと違うこと(実際は2〜3週間かかるのに「すぐ届く」など)は書かないようにしましょう。
Metaの審査に落ちる原因になるだけでなく、薬機法や景品表示法に引っかかる可能性もあります。
最後に「公開する」を押して審査を待つ

すべて入力できたら、右下の「公開する」を押しましょう。
公開すると、Metaの審査が始まります。審査が通れば、広告の配信がスタートです!
お疲れ様でした!!
広告を出した後にやること
広告を公開したら終わり、ではありません。
むしろ、ここからが本番です!
審査の結果を確認する
公開してしばらくすると、広告マネージャのステータスが「審査中」から「アクティブ」に変わります。
もし「却下」になっていたら、理由が表示されるので、その部分を直してもう一度審査をリクエストしましょう。
よくある却下の理由は、大げさな表現や、広告の内容と商品ページの内容のズレです。
ここで注意してほしいのが、広告アカウントごと止められてしまったときに、慌てて新しいアカウントを何個も作ること。
Metaのルールに反する行為と判断されて、かえって状況が悪くなることがあります。
最初の数日は「触らない」
広告を出した翌日、管理画面を開いて「全然売れてない!」と焦る気持ち、すごく分かります。
でも、ここでターゲットや予算をいじりまくるのは絶対にNGです。
Meta広告は、配信を始めてからしばらくの間、AIが「どんな人に見せれば売れるか」を学習しています。この期間を「学習期間」と言います。
この途中で設定を大きく変えると、AIの学習がリセットされて、またゼロからやり直しになってしまうんです。
なので、決めたルール(1週間くらい)までは、ぐっと我慢です!!
見るべき数字はこの5つ
広告マネージャには、たくさんの数字が並んでいます。
でも、最初に見るべき数字はこの5つだけで大丈夫です。
| 数字 | 意味 |
|---|---|
| CPM(1,000回表示の費用) | 広告を1,000回表示するのにかかった金額 |
| CTR(クリック率) | 広告を見た人のうち、クリックした割合 |
| CVR(購入率) | ショップに来た人のうち、買った人の割合 |
| CPA(獲得単価) | 1件の注文にかかった広告費 |
| ROAS(広告費用対効果) | 広告費1円あたりの売上 |
ポイントは、上から順番に見ていくことです。

こうやって順番に見ていけば、「何を直せばいいか」が自然と見えてきます。
止める・伸ばすをルールで判断する
感覚で判断すると、「もうちょっと待てば売れるかも…」とずるずる広告費を使ってしまいがちです。
なので、あらかじめ判断ルールを決めておきましょう。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| 損益分岐CPAの1.5〜2倍を使っても購入0件 | その広告は停止、または動画を作り直す |
| 売れているがCPAが損益分岐CPAより高い | 動画や商品ページを改善して様子を見る |
| 損益分岐CPAより安く、数日続けて売れている | 予算を15〜30%ずつ増やしていく |
| テスト予算を使い切っても利益が出ない | その商品は諦めて、次の商品をテストする |
この判断の目安は、海外の広告運用者の解説を参考にしています(AdAdvisor)。
9,980円のガジェットの例なら、損益分岐CPAは5,382円なので、約8,000〜11,000円使って1件も売れなければ、その広告は止めるということですね。
売れる広告が見つかったら、うれしくて一気に予算を10倍にしたくなりますよね。
でも、急に予算を大きく上げると、AIの学習がまた不安定になって、CPAが跳ね上がることがあります。
なので、予算は数日おきに15〜30%ずつ上げていくのがおすすめです。地味ですが、この「少しずつ」が、結果的に一番安定して売上を伸ばせるやり方です。
注文が入ったら、配送とお問い合わせに全力で対応する

最後に、ドロップシッピングならではの大事なポイントです。
Metaは、広告を見て買ったお客さんの体験をかなり重視しています。
「全然届かない」「写真と全然違う」といった悪い評価がたくさん集まると、広告の配信を制限されたり、最悪の場合アカウントが停止されたりする可能性があります。
- 追跡番号をきちんとお客さんに伝える
- 問い合わせにはできるだけ早く返信する
- 届かないトラブルが続く仕入れ先は、すぐに変える
広告で集めたお客さんを大切にすることが、広告アカウントを守ることにもつながります。
まとめ
正直に言えば、最初の広告で大きく売れることはあまりありません。
むしろ初めから売れまくるのは非常に難しいです。
でも、それで大丈夫なんです。
最初の広告の目的は、売ることではなく「データを集めること」。
どの動画がクリックされたのか、どこでお客さんが離脱したのか。そのデータがあれば、次の広告は必ず良くなります。
そしてドロップシッピングは在庫を持たないので、ダメだったら商品も動画も、すぐに入れ替えられます。
失敗してもダメージが小さいからこそ、何度でも挑戦できる。これがドロップシッピングの一番の強みです。
最初の広告から注文が入った瞬間の「えっ、本当に売れた!」という感動を、ぜひ味わってください。
まだアカウントの準備ができていない方は、第1弾から読んでみてくださいね!
【第1弾】ドロップシッピングで集客はどうしたらいい?Meta広告の始め方ガイド!
それではまた!!



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